2019年5月11日
御縁に感謝
今週は、愛知県豊田市より、浄土真宗 大谷派 第25組の御一行様がいらっしゃいました。
近江八幡の観光に来られたのですが、
普段使っている念珠が昔から近江八幡で作られているとお知りになり、
研修にお越しになりました。
近江八幡の数珠作りの歴史や弊社の取り組みなどをお話させて頂くと、
大変熱心に興味深く聞いてくださって、私共にとっても、とても楽しいひとときでした。
昭和の初めまで実際に使っていた、木珠を丸く削る道具
「舞錐(マイギリ)」の実演をご覧になって、気の遠くなるような手仕事にびっくり!
体験も楽しそうでした♪
念珠の素材となる原木をご覧になって、
「黒檀の木って、もともと黒いんや!」
「いろんな色の木があるんですね!」と、
とても驚いておられました。
原木から板になり、玉になり、磨き上げて念珠に仕立てるまでの工程もご覧いただきました。
「こんなに丁寧に作られるのね!」と女性の方も興味津々。
お時間の関係で、かなりの急ぎ足になってしまいましたが、
「もっとゆっくり見学したい」「来てよかった」「ここにいると心が穏やかになるわ」などと
お声を掛けていただきました。
最後は記念に・・、パシャリ!
短い時間ではありましたが、あたたかな楽しいひとときでした。
私共も、御住職様や坊守様にいろんなお話をお聞かせいただき、
心がホッと穏やかに安らぎました。
ありがとうございました。
この御縁に感謝いたします。